スマートカバー工法
築30年~1階部分の窓ガラスが割れてしまいました。
が…窓の開口が大きくサッシ枠が下がってきている為、障子が外れないとの事で、先に問合せしたガラス屋さんからは『ガラス修理不可!』と言われてしまったそうです。
ガラス屋だったら裏技はたくさんあるので、うちだったら修理出来るのですが、どうせなら古くなったサッシの上から、新しいサッシをかぶせちゃいましょう!
と言う事で、スマートカバー工法を施工してきました。
毎回実測&採寸作業は緊張しますが、今回の古いサッシはちょっと変わった形状をしている上、高さの寸法誤差が1センチもありましたが…
作業の方はこれ以上無い完璧な納まりで、1日で完了!
お客さんも大喜びしていただけました。
が、お客さんからも『どうやってガラス外したのですか?』と最後まで聞かれました。
割れたガラスは年代物ですが、今回はサッシを新しくする為、もったいないけど外します。
まずは開口確認!
スマートカバー用に店で組み立てしたサッシ枠の寸法確認→OK!
外れないサッシを3人で外します。
下枠には、いつものこのピース材を取付ます。
以前リフォームされた床がサッシアングルより上がっているので、あの部材を加工して、足元の補強にしちゃいました。
(見えないところもしっかりと!)
そして上枠にはこの部材!
昔のサッシ枠が1センチ以上下がっているので、調整ライナーを使用してまっすぐつけるのがテクニック!
いよいよ新しいサッシを入れてみよう!
下地の開口寸法はバッチリです。
新しいサッシ固定後、うちでは隙間風や冷気を防ぐ意味や防水も兼ねて、古いサッシと新しいサッシの間に断熱材(発砲ウレタン)を注入しています。
アルミ額縁を取り付けして、内外シーリングを終えて完成!
【施工前】
窓の開閉が重い→2枚建ての大きな障子が1センチ下がった枠に当たって動かない!
ガラスが割れてる→4ミリ厚のガラスだけに、割れやすい!
隙間風が入る→昔のサッシは見えない隙間があるのです!
【施工後】
窓の開閉が軽くなった→2枚建ての障子を4枚建てにしたので片手でらくらく!
ガラスが直った→新しいガラスはペアガラスなので、部屋も暖かい!
隙間風がなくなった→新しいサッシは、ぴったりとしていて、風が入らないね。