またまた厄介な内容です。
設計事務所からの依頼で、既存のハンガードアの枠の上に、通風をドアをカバーして欲しいとの事ですが…
頭の中で納まりを検討し、特寸法でドアを発注!
果たしてうまく納まるのでしょうか?
これが既存のハンガードアです。
まずはFIX部のガラスを外して、ハンガードアの外しは1人では重いので後回しに。
次にFIX部の下枠と、方立てみたいな中骨をサンダーでカット!
中骨は後で再利用するので、丁寧に外します。
今回は外側の意匠を考え抜いた末、既存枠の内側に新規半外枠のツバを取り付けるというオリジナリティあふれる工法にチャレンジする為、既存の下枠のステンレスも切断しなくてはなりません。
もちろんモルタル、コンクリートもハツリです。
これは気が遠くなりそう…
撤去が終わった頃、応援の到着です!
2人になったので、スチールの重たいハンガードアを外せました。
さあ、ドア枠を吊り込んで納まり確認。
これはカッコいいかも!って事で、取り付け位置を調整して枠と、中骨を固定です。
さぁ、本体を吊り込んでみましょう。
壁を作るまでの間の養生として、既存のドアをカットして吊り込み完成!
(防水処理や内部のカバーはまだ残っていますが…)
あまりにも違和感無い思った以上の納まりに、自己満足に浸りました。
多分今回の納まりの美しさは、普段からサッシやドアを取付てる職人にしか深い所は理解できないかもしれませんね。
ちなみにこの左側の空間(既存ドア部)は、小さなお部屋を作るそうです。
商品:エアリフレ通風勝手口ドア(横格子)